プラネタリウムを観ながら泣く

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私の苦手分野であることを仕事で任されることになり、やはり苦手意識がはたらくせいか、全然上手く仕事をこなせず毎日のように、「なんで、できないんですか?」「いい加減覚えて下さい」などと言われる日々。

私だって、わざと覚えない訳でもないし、真剣に仕事に取り組んでいるし、上手くできるように、なりたいと努力をしているのに、できない。そして、大人の社会は数字や結果の社会で、良い数字や結果を出さなければ、なんの意味もなくて、そんな毎日が、とても嫌だけれど抜け出せず、八方塞がりの状態で日に日にストレスは、溜まっていく一方でした。

そんなとき私は小さい頃から、星が好きだったことを思い出し、あえて行ったことのあるプラネタリウムではなく、行ったことのない、気になっていたプラネタリウムへ行ってみることにしました。

そこは、一人用の席もあり、良い席は値段が少し高いのですが、気持ち良さそうなので、私は、一人用の少し値段が高めの良い席を選びました。そして、プラネタリウムが始まり、いざ、その席にリラックスした状態で、星座の話しなどを聞きながら、星座をなどを眺めていると、ナレーションの声は心地良く、眺めている星たちは綺麗で、なんて美しい世界なんだろうと思ったら涙が出ていました。

その時私は、「あっ、私は、ずっと泣きたかったんだな。」と気づきました。プラネタリウムの中は暗いので泣いていても誰も気づいてなかったですし、終わった後は、心が穏やかな気持ちになっていて、晴れやかになっていました。

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