ベランダ園芸で心を柔らかくする

毎日生活していると、人間はいろいろなストレスにさらされているのではないでしょうか。それは人間関係に関するものであったり、自分自身の体調が良くないことから起きるものであったりします。

どんな場合であっても、そのストレスがマイナスに働くと、気持ちが落ち込んでしまったり、ちょっとしたことにもイライラしてしまったりします。
そんな時には、そのストレスの原因になっていることから離れることが一番の解決の方法です。

例えば、身体的なストレスで頭痛があったとしたら、頭痛を癒す薬を服用してみることで頭痛というストレスから解放されて離れることができます。

人間関係のストレスの場合は、薬がある訳ではないのでそう簡単にはいきません。でも、ちょっとその人間関係にわずらわされていることから離れるような工夫をしてみることをオススメします。

そのひとつにベランダ園芸があります。

ベランダのようなちょっとした場所で、花や緑を育てることで案外ストレス発散が出来ます。毎日違う表情を見せる草花は、黙って何も言ってくれません。

でも、余計なおしゃべりをするよりも黙って草花に水をやったり、咲き終わった花を摘んだりしていると、すっかり他のことを忘れてしまうから不思議です。

ストレス発散と言うと、何かに当たって力いっぱい殴ってみたり、言いたい放題に悪口を言ってみたりというような激しいものが浮かびます。そんな強い刺激でストレスを叩き潰すという方法もありますが、ベランダ園芸はもっとソフトなものです。

太陽と北風のお話がありますが、あの太陽のようにストレスに強く当たるのではなく、優しく心のうちから溶かすような方法です。世話をしてやらなくては枯れてしまう草花に水をあげたり眺めたりしていると、いつの間にか心がやわらかくなります。