ストレス解消に暴飲暴食する人がいますが、これは誤り、ストレス発散法としては最もやってはダメなこと。なぜなら、精神的ストレスを抱えた者に処方するのが、伝達物質であるセロトニンを増やすクスリだから。
セロトニンは幸福物質とも言われ、セロトニンが不足をすると精神的ストレスを抱えやすくなると言われています。
このセロトニンの多くがあるのが消化器官、暴飲暴食で消化器官にダメージを与えると、幸福物質であるセロトニンは減ってしまいます。精神的ストレスを抱えた際の食事は、消化器官に負担を掛けないようにすべきなのです。
消化器官がダメージを受けるから精神的ストレスを抱えるのか、それとも、精神的ストレスを抱えたから消化器官にダメージを受けるのか。精神的ストレスを抱えると、吐き気や下痢など消化器系の症状が出るのも、セロトニンが関係をしている。
セロトニンが増えれば精神的ストレスは解消されるため、お腹に優しい食事をすることがストレス発散になるのです。では、なぜ、精神的ストレスを抱えた人は、消化器官にダメージを与える暴飲暴食をしがちなのか?
それは、ダメージを受けた消化器官により、マトモな判断が出来なくなっているから。
物事を判断するのは脳だけではありません、脳が無くても植物は生きられます。脳が無い植物が生きられるのは、脳以外の器官が物事を判断し栄養等を吸収しているから。
人間にも植物にも共通してあるのが栄養等を取る器官、つまり、消化器官でも物事を判断しているのです。精神的ストレスを抱えたら、消化器官のコンディションを整えるのがストレス解消に繋がるのです。