15年程前に勤務していた会社でお客様を集めて”日頃の感謝を込めて”という意味を込めて感謝イベントを行うことになり、私自身がそのプロジェクトのリーダーを担うことがありました。
招待するお客様の選別からイベントで講演してもらう登壇者の決定と調整、イベント会場の手配や料理内容の調整、当日の会場でのイベント企画等、多岐に渡って調整などをしていく中で、計画通りに進むものとちょっとした手違いやアクシデント等で計画に遅延が生じるものが出てきました。
特に遅れが出ているアイテムについては自分でどうにか調整していこうということで、積極的に動き回ってしまいました。
そうすると1か月程経つと体調に異変が出てきてしまい、中々思うように調整ができなくなり、遂には病院で軽度のうつ病という診断をされてしまいました。
当然イベントは絶対に開催しますので、私の代わりに他の人にプロジェクトリーダーとして代わり、私自身は暫くは休養するという情けない状況になりました。
その後、”感謝イベント”は、どうにか無事に成功裏に終わりましたが、私自身の中では、途中で投げ出してしまったような感覚があり、とても会社に居づらくなってしまいましたが、当時の上司から温かい言葉をかけてもらい、今でもその会社で働いております。
当時診断してくれた医者からは、”頑張らないということがとても大事で、それがまた他の皆が頑張ってサポートしてくれて結果的に大きな仕事につながっていくものですよ”と言われ、自分自身で何でもやっていくことが部下の育成などの面においても悪い結果を出していたことを気付かされた様に思いました。
私の例のように、ストレスの解消には頑張りすぎないということが特効薬になるということです。