精神的ストレスを抱えると、アレヤコレヤ考えてしまう。しかし、精神的ストレスを抱えていると、同時に複数のことを考えることは出来ません。そもそも、精神的ストレスを抱えていなくても、同時に複数のことを考えるのは困難です。
例えば、失恋が精神的ストレスになると、別れた恋人のことばかり考えてしまい、他のことが手が付かなくなる、これでは生活に支障を来します。
別れた恋人のことを考えないように出来れば、次に進むことが出来るのですが、考えないようにしても、どうしても考えてしまうもの。
ここで思い出して欲しいのが、精神的ストレスを抱えていなくても、同時に複数のことを考えるのは困難だということ。
他事を考えるようにすれば、別れた恋人のことは考えないように出来る、しかし、実際には難しい、なぜなら、考える優先度は恋人のほうが高いから。
精神的ストレスから克服するには、この優先度を変えてやれば良いのです。
別れた恋人のことばかり考えていても、目の前に突然、大きな犬が出てきたらどうでしょう、一時的には噛まれたらどうしよう、吠えられて怖いと、恋人のことを忘れることが出来ます。
辛いことを忘れるには、この方法を使う。この方法で向いているのが、思いっきり体を使うこと。
例えば、思いっきり走る。思いっきり走るには、沢山の血液が体に必要、すると、脳に送られる血液は減ってしまい思考は低下します。思考が低下すると、考えるのが困難になります。
そのため、辛いことを忘れる時には、思いっきり走りながら歌を歌う。
思いっきり走るには、体に多くの血液が必要、すると脳に送られる血液は少なくなり、思考は低下する。低下した思考で考えられるのは高々知れており、その時に歌う歌詞を思い出しながら走ると、別れた恋人のことまで思い出す余裕はありません。
クタクタになるまで走れば、ぐっすり眠れ、眠っている間は別れた恋人のことは思い出しません。
寝ようとしても、別れた恋人のことを思い出してしまうのは、走りが足りないから。血液は決まった量しかない、運動などで脳に送られる血液を減らせば思考は低下するため、ストレスを抱えたら運動をして発散させましょう。