静かな場所でよい香りに囲まれながら自分の世界に浸る

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私は外国人の夫と、非英語圏の国に暮らしています。

慣れない食習慣と言葉が通じない毎日。しかも同性の日本人は私の暮らす街にはおらず、日本語を聞くことも話すこともほぼありません。体調を崩して寝込んでいても夫が作ってくれる「消化の良い食事」はお粥ではなくバターたっぷりのマッシュポテト。お腹の調子が余計悪くなりそうです。

ここに来る前からそういったことはわかっていたとはいえ、小さな不満がどんどん溜まってきてストレスが爆発しそうになることがあります。

しかしここで泣いても笑っても誰も私を理解してくれないし助けてもくれません。自分で何とかするしかないのです。ではどうしたらいいのか?私は何が好きなのか?何をしているときが一番リラックスできるのかを考えてみました。

ソファーの一番のお気に入りの位置を陣取って足を延ばして毛布を掛けて、上等なアールグレーのミルクティーを飲む。そしてお気に入りの本をゆっくりと読むのです。良い香りのするキャンドルを付けてみるのもとてもいいです。

その間はBGMもなし、スマホも手元に置きません。もちろんこの国の言葉もNGです。

静かな場所でよい香りに囲まれながら自分の世界に浸るのです。

お気に入りの本はどんなものでもいいのですが、私は「星の王子さま」か「銀河鉄道の夜」を読むことにしています。できるだけ穏やかな気持ちになれるものを選び、荒くれだった心の傷を自分で癒していくのです。

派手なストレス解消法ではありませんが「また前を向いていこう」という気持ちになれるので私にはこれが合っていると思っています。

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