町内会の仕事に参加するようになって、年寄りたちの頑固さや物分かりの悪さに辟易しています。令和のこの時代に、自分たちが若い頃に始めた行事の運営の仕方や慣習をそのまま貫こうとしたり、昔からみんなしてるからって、町会費をちょろまかしたり、備品を私物化したり、会合や行事のたびにストレスMAXです。でも、この先もこの土地に住み続けるので、思うように歯向かうこともできず、イライラが募るばかり。
あるタイミングでバカらしくなって、しっかりした常識的な奥さんから一転、昔のバンギャ時代の勢いが蘇り、好きなバンドの楽曲を聴いてテンション上げてから会合に参加したら、年寄りの言葉は脳内再生されてるライブの音に掻き消され、どうでも良くなりました。
開き直って、集会所で会合前に音漏れさせながらヘッドフォンで曲聴いたり、自宅で懐かしい青春時代のエレキギターを少し鳴らしたりしたら、年寄りの理論ではやかましい歌を好む人イコール不良らしく、あの奥さんはヤバい、と噂される始末。バカなのか、こいつら、とさすがに呆れましたが、謎に私のことを怖がり出したので、若手から意見を言う時に任されるようになってしまいました。まあ、結果オーライかな、と思っています。
結局、ストレスは抱えたもん負けで、ちょっとでもストレスを感じたら、それがどうでもよくなるくらいの、自分が大好きな何かを持っていると言うことが、人としての強みになるんじゃないかな、と思います。私の場合はそれが音楽でした。